

青葉出版株式会社 ICT事業部課長
2015年 中途入社
K.K.
営業スキル×学問への情熱
たどり着いたのは教育の世界
まず、入社動機を教えてください。
新卒からは医療機器販売業の企業で営業として働いていました。病院やクリニックに商品を納品したり、医師や看護師の方に営業を行ったりすることが中心でした。手術や検査などを一から勉強しつつ商品を紹介する中で、基幹施設を担当できるレベルの営業スキル・知識を身につけられていたと思います。
一方で、大学では数理・情報系の学科に所属しており、社会人になってからも日頃から数学の本を読んだり動画を見たり、学問についての興味がずっと頭の中に燻ぶっていたんです。また、もともとは教員を目指して進学しましたが、在学中に教員免許の取得を断念した経緯もあります。
そんな中、教育業界において、専門的な知識を持って営業をするという経験を生かせる企業として青葉出版を知り、興味を持ちました。また、地元である広島県から全国の教育業界に貢献できるという点にも魅力を感じ、中途採用に応募しました。

現在の仕事内容を教えてください。
入社当初は営業部に配属されましたが、現在はICT事業部に所属しております。
近年、「GIGAスクール構想」として、小学校には児童一人一台のPC端末と高速通信が配備されています。その関係で、従来の紙の教科書やドリル教材などを使用する「紙と鉛筆での学習」だけでなく、端末を利用して学習する「デジタル教材」の需要が高まっています。私は、この「デジタル教材」の企画・開発や保守・運用を担当しています。
具体的には、どのような「デジタル教材」を開発するか企画を練ったり、開発時には必要な機能や技術が何であるか、また実現可能かどうかを調査したり、開発企業と一緒になって打ち合わせをしたりしています。
また、運営しているサービスが安定的に稼働しているか、利用状況をモニタリングしたり、学校からの問い合わせへの対応を行ったりしています。


紙とデジタルの強み
どちらも活かすために


仕事をする上で大切にしていることは?
青葉出版の商品は、特約代理店を通して学校に配達されます。それらを先生方が配布し、児童の皆様の元に届きます。デジタル教材も同様で、エンドユーザーは小学校に通っている全国の児童の皆様になります。このことを常に意識して、「児童が分かりやすい操作かどうか」、「児童にとってどのような学習効果を期待して作る機能なのか」を考えて業務に取り組んでいます。
もう少し具体的に言いますと、例えばデジタルの利点として「即時性」が挙げられることから、書いた文字をすぐに判定する機能のアプリを開発しました。ただ、一方で紙教材にも独自の良さもあります。例えば、「一覧性」や「保存性」で言えば紙を利用するメリットもあると思っています。したがって、私たちは「新しいデジタル教材の機能をただただ量産する」という考えではなく、「紙の教材を扱っている青葉出版だからこそできる、児童にとってメリットのあるデジタル教材の開発」を念頭に置いています。

今の仕事のやりがいは何ですか?
私は開発だけでなく、サービスの保守・運用をするにあたり、採用いただいている小学校への訪問も行っています。訪問時はアプリ操作方法の質疑応答・問題解決や、校内での説明会などを実施することがあります。その際に、先生方から「業務改善になった」「○○さんが来てくれたから作業が間に合った」など、感謝の言葉をいただくことがあり、自分が教育業界の一端に役立つことができたんだと実感しますね。
それに、訪問先の学校ですれ違った児童から「こんにちは!」と大きな声で挨拶してもらえると、「ああ、次はどんなものを作れば児童のみんなの役に立てるかな」と意欲を掻き立てられます。広島県だけでなく全国どこの学校に訪問しても児童の皆様の元気には驚かされますが、こういった瞬間は教育業界を選んでよかったなあ、と改めて思いますね。

これから挑戦してみたいこと ICT事業部に所属するまでは10年も営業畑にいたので、まだまだ情報系の知識は足りないと思っており日々勉強を重ねています。特に昨今のデジタル業界の発展は目ざましく、「クラウドシステム」や「生成AI」の技術発展など、最新情報は常に更新されています。また、今後入社してくる後輩社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代が増えていくことが予想されます。私の知らないSNSや新しい仕組みを知っていて、使いこなしている彼らはすごいなと感じます。 ですので、私も最新情報には常にアンテナを張るようにしています。ただ、それだけでなく、官公庁(特に教育業界は文部科学省)の情報にも気を配っています。また、アプリや情報を「使える」だけでは表層の理解に過ぎず、技術的な部分はもっと深く正確に知る必要があると思っています。そのために情報系の資格取得も目指しています。 |
就職活動中の方へひとこと 私の地元は広島県北部の雪の降る町です。田舎町なので出身小学校は規模が小さいのですが、商品PRをする機会があり、その後に商品の採択までいただいたことが印象に残っています。微力ながら、地元の後進に貢献できた気がしました。 私は働く企業や部署が変わった経験があるので言いますが、どこに行っても知らないことばかりだな、と常々思います。そもそも青葉出版で働いて、小学校のころ何となくやっていたテスト・ドリルの裏側を数十年越しに知ったのですから。また、時代は変わっていくのが常ですが、教育業界で言えば向こうしばらく激動の時代だろうなという気がしています。 ただ、私は飽き性でもあるので、知らないことや変化を楽しんでいる部分もあります。先に言ったように専門性があり、更には変動していく教育業界で、知識を得ながら働ける面ではやりがいのある仕事ですよ! |